天狗舞 旨醇

日本酒

天狗舞 旨醇

冷やして味わっても、何かにとり憑かれたような奔放な旨味が主張してきます。

ただ菊姫の執拗さに比べたらまだ後味はすっきり切れるようですね。

日本酒とは関係ありませんが今週の読書から美しい一節を引用しておきます。

「…黒い空というけれど、あれは空なんかじゃない。ただの黒い面だ。照明は二種類ある。ひとつは理解できない。それは、月光のように、すべてを照らしている。山並み、鐘楼、本来なら逆光を浴びているはずの銃殺隊の兵卒たち…」(アンドレ・マルロー 「ピカソ・仮面・変貌」p37)

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