御徒町の駅から数分の場所にワイナリーがあるのをご存じでしょうか?
その名は
Book Road~葡蔵人~
BookRoad 本屋を連想する名前ですが
名前の由来は
『葡萄酒の蔵人』→『葡蔵人』→『ぶっくろうど』→『Book Road』
という流れだそうです。
当店でも9月から取扱いを開始しました。
そして早速ワイナリー見学へ!
川崎から御徒町まで約30分→そこから徒歩で5分程度
何というアクセスの良さ。
到着
外から丸見えのステンレスと樹脂の容器は町工場のようでもあり
研究室のようでもあり。
ここにワイナリーがあると知らなくても素通りはできなさそうな
存在感を放っています。
↑二階 徹底的に掃除されてピッカピカ
↓一階 葡萄はまずここに運びこまれる
ワインはビルの1階と2階で造られています。
床面積はそれぞれ10坪ほど。
ここで主に醸造家の須合さんと営業の大山さんの二人が醸造を行い年間で12000本から13000本を仕込むそうです。
↑3階はテイスティングができるオシャレな空間になっています。
ブックロードについて
御徒町~蔵前の周辺はカチクラと呼ばれており、ものづくりが盛んな町です。もともとは飲食店を経営しており、ものづくりの一環として
自分たちの手で造ったものを提供したいとう思いから2017年2月にスタートしたワイナリーだそうです。
ブドウは全て国産です。
2tトラックで山梨、長野、神戸へブドウを取りに行き帰ってきて蔵へ運び込み、除梗などの作業へ移るそうです。
仕込の時期はなかなかハードな日程ですね!
また農家との付き合いを大事にされており
完成したワインを農家さんにプレゼントして
喜ばれたエピソードなどを伺いました。
ワインについて
食事を引き立てるように全体的に甘さは控えてます。
一方で香りはブドウの個性をしっかりと感じられ、香りのイメージと味わいのギャップを楽しん欲しいとのことです。
特徴のあるラベルからもワインの情報を
読み取れるようになっています。
例えばオレンジワイン
醸し甲州のラベルはエッグベネディクト
エッグベネディクトって食べたこと無いけど・・・
卵料理全般に合うとのことで出汁巻き卵を買って
合わせみたところ相性抜群でした。
オレンジワインの穏やかなタンニンの渋味と何かすごい合う!
シャルドネは真鯛!
これも真鯛を買ってきて合わせました。
白身魚全般とは相性ばっちり。
事前情報で日本のワインは欧米のワインに比べて
鉄イオンが少ないため刺身と合わせても生臭くなりにくい。
とは聞いていたのですが
確かに日本のワインは和食に合いますね!
試飲した感想をラベルに書き下ろしました。
メルロ―→ステーキ
サンジョベーゼ→ニンニクと唐辛子
は料理との相性のイメージ
カベルネ→イチジク はワインの香り
ベリーA→花火 はじけるスパークリングのイメージ
となっています。
普段はあまりワインを飲まない方へ
普段ワインに親しんでいないと
「ワインって少し敷居が高いな、難しいな。」
と感じてしまうかもしれませんが
これからワインを始めたい人も、可愛いラベルに興味を持った方もまずは飲んで見るのも良いかと思います。
オススメもできますのでお気軽にお声かけください。
飲んで見て興味や疑問を持ったらワイナリーを
訪れてみてはいかがでしょうか?
3時間程度あれば行って帰ってこれました!
下は帰ったあとの試飲風景です。
楽しい!