ペルセウス・アンドロメダ・ペガソス

秋らしく肌寒い夕べですね、今夜は。

日曜日の夜は毎週ブログの更新のために空けておかねばならず、なんの予定も入れられません。。。
仕方がないので、すこしでも楽しむために社割で買って帰ったスパークリングワインをあけながら、趣味の一部と割り切ってブログを書いています。

 

秋の夜空について。

 

 

 

 

 

 

 

この時期の夜空は有名な星座のオールスターといってもいいくらいですよね。

ペルセウス・アンドロメダ・ペガソス

 

すべてギリシャ神話にちなんだ星々ですが、ギリシャ神話はいま読んでも物語として面白く、自分の所持している古本のギリシャ神話は、翻訳ですが美しい表現に満ち満ちています。

 

 

ペルセウスの誕生

ペルセウスはギリシャ神話に登場する英雄です。
あくまで人間ですが、雷神ゼウスの隠し子のため、神的な力をその身に宿しています。
「ゼウスは自ら下した信託を実現するため、黄金の雨に身を変じた。嵐の荒れ狂う晩、黄金の雨は地中にしみ入り、ダナエ―の寝ている牢の青銅の壁を通り抜け、あたかも渇いた土にしみ入る驟雨のごとく、乙女の胎内に入った。この天の雨から生まれた子供は、ペルセウスと名付けられた。」(マリオ・ムニエ 「ギリシャ神話」p25)

 

 

ペガソス

ペルセウスといえばメデューサ退治が有名ですね。メデューサは幾多の蛇の頭髪をもち、視線でとらえた者を石化してしまう恐るべき怪物です。

ペルセウスは対メデューサ用に秘密道具を3つ用意します。(その1つは被ると姿の見えなくなるあの帽子です…)
ペルセウスがメデューサの首をはねた瞬間
「その瞬間、噴き出した血汐とともに一頭の有翼の馬が出現し、空に飛び立った。」(同書p157)
これが神馬ペガソスです。

 

 

アンドロメダ―
メデューサ退治を終えての帰還中、ペルセウスは、たったひとり海辺の岩に鎖で縛られて打ち捨てられているアンドロメダ―を発見します。この美しい王女は、海の怪物の犠牲としてささげられているのでした。アンドロメダ―を救い出したペルセウスは、彼女と盛大に結婚します。

 

 

 

苦難と冒険の果てに、ペルセウスは死後アンドロメダ―とともに、夜空に輝く明るい星に変えられたとのことです。(左から、ペルセウス、アンドロメダ、ペガソス)

 

 

 

 

 

 

古代ギリシャの神話の世界は人間臭く、嫉妬、虚栄、野心、その他いろいろな感情によって、神々でさえ人間とひとしい考え方や行動をとりますよねー。肉体や行動が物語の主軸になっています。
精神的なものの方が重要になってくるのは、聖書とキリスト以降の世界観からですね。

 

「次回はこれこれについて書く」と宣言したいところですが、いつもいつも締切ギリギリでこなしているので、来週は全くの未定です。。。

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